セミナー情報

ICTE情報教育セミナー in つくば

 平成25年度から実施される「社会と情報」「情報の科学」では,「問題解決」が大きな柱として位置付いています。現行学習指導要領における情報科の実践においてもプロジェクト型の実習を展開している事例が見られましたが,新学習指導要領ではそれとはまた違った印象を感じさせる記述が見られます。
 「社会と情報」においては【(4)ウ 情報社会における問題の解決】で問題解決を扱うことになります。また「情報の科学」ではさらに扱いが大きく,【(2)問題解決とコンピュータの活用】,及び,【(3)情報の管理と問題解決】の中に問題解決が位置付いています。
 解説の中では問題解決の基本的な流れをおさえた上で,ブレーンストーミングを始めとするさまざまな手法の活用が想定され,問題の分析や解決方法を見つけ出すプロセスの中で,コンピュータや情報通信ネットワーク等のさまざまな情報手段を活用することが求められています。そもそも問題解決の基本的な流れとは何なのかというところをはじめとして,具体的な情報手段の活用方法なども検討し,授業イメージを持つことがわたしたちには求められています。
 今回のセミナーでは教科書の執筆等にも関わり,新しい学習指導要領にも詳しい先生を講師としてお招きしてお話しを伺いながら,想定される具体的な実践例などについても検討したいと思います。


日時 平成23(2011)年11月19日(土)14:00~17:00
会場 筑波学院大学1308教室
  アクセスマップ
   〒305-0031 茨城県つくば市吾妻3丁目1番地
つくばエクスプレス「つくば」駅より徒歩7分
主催 情報コミュニケーション教育研究会(ICTE)
後援 茨城県教育委員会
参加費 無料
対象 情報教育関係の小・中・高等学校・大学の教職員,大学・大学院の学生
プログラム
13:30 受付開始
14:00-14:10 開会挨拶

  垣花京子(筑波学院大学教授/ICTE茨城支部長)

司会・進行

  阿南統久(茨城県立東海高等学校教諭)

14:10-15:30 講演:新学習指導要領における「問題解決」とは(80分)

  黒田 卓(富山大学人間発達科学部教授)

15:30-15:40 休憩(10分)
15:40-16:50 ディスカッション:「問題解決」の授業イメージを掴む(70分)

(1)現場から問題解決の授業を考える
  大貫和則(茗溪学園中学校・高等学校教諭)

(2)「情報の科学」における問題解決のポイント
  能城茂雄(東京都立上野高等学校教諭)

(3)質疑応答・ディスカッション

16:50-17:00 閉会挨拶

  垣花京子(筑波学院大学教授/ICTE茨城支部長)
 
終了後 情報交流会(自由参加・当日案内)

申込・問合せ先

○情報コミュニケーション教育研究会事務局
 〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-12-1 記録映画社ビル4階
 E-mail:icte@icte.net(アットマークは半角) URL:http://www.icte.net/
 FAX:03-3389-4395