セミナー情報

第14回 ICTE情報教育セミナー in 関西大学 2002
つくってわかる「情報」の実習

日時:平成14年6月15日(土)13:00-17:00
会場:関西大学千里山キャンパス 尚文館

研究会の様子

13:00      主催者挨拶
  江澤義典 (関西大学総合情報学部教授)
関西大学の会場をご用意くださった江澤先生。満員の会場に座る,他の講師の紹介を含め,全体のスケジュールなどの説明があった。
13:10~13:40 講演
 「普通教科「情報」における実習のイメージ」
  黒上晴夫 (関西大学総合情報学部教授)
教科「情報」の実施を来年に控え,実習を中心とした年間カリキュラムを考えることの必要性を述べた。また大学で担当する「情報科教育法」の中で大学生を対象に実際に行っている実習についての具体的な説明があった。
13:40~16:45 ワークショップ
 「実習を企画しよう」
  コーディネーター 黒田 卓 (富山大学教育学部助教授)
教科「情報」の実習で扱われるテーマに関して,各社の教科書等を参考に,5~6人のグループを作りブレインストーミングによって学習展開を検討した。ワークシートの開発なども含め,適宜経過をプレゼンする。各グループには,講師も参加し一緒に考える時間を持った。
講師:
  池田 明 (大阪市立扇町総合高等学校教諭)
  今田晃一 (大阪府教育センター指導主事)
  江澤義典 (関西大学総合情報学部教授)
  影戸 誠  (日本福祉大学助教授)
  黒上晴夫 (関西大学総合情報学部教授)
  鈴木克明 (岩手県立大学教授)
  田邊則彦 (慶應義塾湘南藤沢中・高等部教諭)
  中川一史 (金沢大学教育学部助教授)
  水越敏行 (大阪大学名誉教授/関西大学総合情報学部教授)
16:45~17:00 まとめ
  水越敏行 (大阪大学名誉教授/関西大学総合情報学部教授)
総評として3点にまとめて述べた。
1.Step by Stepのグループ活動
2.講師のタイムリーな指導・助言
3.グループのメモ 即時印刷配布
今後もこういった形式のワークショップが各地で展開されることを期待すると述べ,大盛況の会を評価し,今後に繋げた。
18:00~ 懇親会(自由参加)
   参加費:1,000円
   関西大学キャンパス内レストランにて
ICTE事務局の田邊則彦より,熱気に満ちたワークショップの感想と謝辞があり,ヒューマンネットワークの構築が大切であることを述べた上で,参加者とともにささやかながら懇親会が行われた。参加者の多くが残り,多いに盛り上がった。