セミナー情報

第31回ICTE情報教育セミナー in Keio
―情報教育の「不易と流行」を考える―

 「不易」とは時が流れても変えてはならない普遍的で重要なことがらのことであり,「流行」とは時代の変化に応じて変えていかなければならないことがらのことです。
 教科「情報」も4年目のスタートを迎えました。高等学校の3年間をひとつのサイクルと捉えれば,今年度は新たな一歩を踏み出さなければならない次のサイクルということになるでしょう。情報コミュニケーション教育研究会では,この節目に,変えてはならないことがらと,変えなければならないことがら,つまり「不易と流行」を考えることが重要だと考えました。「流行」の側面では,昨今,教育ツールとしても注目されつつある,携帯電話やゲーム機などの可能性を探ります。これとバランスをとる形で「不易」の側面として,教科「情報」で培った力がどう活かされるのかを考える中で,変えてはならないことがらを探ることに挑戦してみたいと思います。
 こうした認識を多くの皆様と共有できることを切に願っています。多くのご参加を心よりお待ち申し上げております。


日時 平成18(2006)年5月14日(日)13:00~17:30
会場 慶應義塾大学三田キャンパス(北館ホール)

  〒108-8345東京都港区三田2-15-45
主催 情報コミュニケーション教育研究会(ICTE)
後援 (財)松下教育研究財団
資料代 1,500円
対象 情報教育関係の小・中・高等学校・大学の教職員,大学・大学院の学生
プログラム
12:30- 受付開始
13:00- 開会挨拶

  水越敏行(大阪大学名誉教授/ICTE会長)
13:10-14:10 基調講演:社会変動とメディア

  宮崎 緑(千葉商科大学教授)
14:10-14:20 休憩
14:20-15:50 プログラム1:教科「情報」で培った力はどう活かされるのか

話題提供者

  柴田 功(神奈川県立総合教育センター研修指導主事)
  島田満俊(株式会社リクルート)
  渡辺康一(ウェブマックス株式会社代表取締役社長)

 コーディネータ

  黒上晴夫(関西大学教授)
15:50-16:00 休憩
16:00-17:30 プログラム2:近未来の教育ツールの可能性を探る

話題提供者

  太田 弘(慶應義塾普通部教諭)
  黒田 卓(富山大学助教授)
  企業からの話題提供(NTTDocomo,マイクロソフト)

 コーディネータ

  田邊則彦(慶應義塾湘南藤沢中・高等部教諭)
17:30- 総括・閉会挨拶

  田邊則彦